首輪の対策

首輪の対策

現時点で首輪やリードがつけられない場合は、スリップリードを使うしか方法はないと思います。

スリップリードは、犬が強く引っ張ると締まるチョークカラーとリードが一体になったリードです。

ストッパーの取付位置を調節することで、引っ張ったときに締まる程度を調整でき、少しきつめに調節して、引っ張りグセを治すしつけとして多く使われています。

首輪がつけられないワンちゃんにこのスリップリードを使う場合は、ストッパーはゆるめに調節します。きつめに調節してワンちゃんが暴れたときはもうどうすることもできなくなるからです。もしもゆるすぎて首から抜けたら、また少し調節します。

このスリップリードをうまく首にかけられれば、ひとまずは連れて歩くことができます。

私も、万が一散歩中に首輪が抜けてしまった場合のために、散歩バッグに常備しています。

また、ゆるむと抜けるので、はずしたい場合も、最悪はそのままほっとけばそのうちはずれるので、噛まラーにとってものすごくありがたい道具です。

首にかける時は、投げ輪のように、大きめの輪を作って投げてかけるか、輪越しに長いオヤツを食べさせて、食べている最中にかけてしまいます。

首輪の対策も他にもいろいろ試しました。

1番簡単で、それでいて、本当にどうしようもない状況での対策は、そのままずっとリードをつけておくという方法です。

外で飼う場合はこの方法が1番ですが、家の中で飼うとなると、トイレとかにもまみれますし、動き回りづらそうなので、現実的ではないと思います。

また、10cmくらいの大きなサルカンを首輪につけっぱなしにするということもずっとやっていました。

大きなサルカン

これだと直接首輪のリングに触るよりはパッと触りやすくなり、リードもすぐにつけられましたが、ある日リードをつける時に少しサルカンを強く引っ張ったら噛まれました。

それ以来、リードがつけられなくなってしまい、問題行動専門のドッグトレーナーさんにお願いすることになりました。

そして、そこからRUNが帰ってきたときに、考えついたのが、小型犬用の短いチョークチェーン(ストッパー無し)を首輪に通して、首輪から30cmほどチェーンが垂れているようにして、短いリード代わりにするという方法でした。

こうすることで、垂れているチェーンの先を拾ってリードにつけるだけなので簡単につけられるようになったのです。

首輪の対策

首輪のリングにちょうど良い長さのチェーンをかけても良いのですが、ちょうど良い長さのものを見つけることができなかったのと、つけるにはカラビナなどのまた別の部品を使わないとならないので、部品が増えるほど万が一壊れて取れてしまう可能性が出てくるので、チョークチェーンを短いリード代わりにするという方法にしました。

そのまま生活するうちに、チェーンに結び目が2つほどできてしまいましたが、それ以降は結び目は増えていません。今はおすわりをするとちょうど床につかないくらいの長さです。

歩くと引きずるので、家中ズルズル引きずってます。勢いよく階段を登ると、階段にバンバン当たるのでちょっと登りづらそうです。

ですが、これによって私たちはまた3人で楽しく暮らせるようになったのです。

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