車の乗り方

車の乗り方

RUNが泳げる川まで遊びに行ったり、シャンプーや病院に行く時には車に乗せて行きますが、車の乗せ方にもいろいろな試行錯誤がありました。

はじめて車に乗せた時、RUNは窓の外を通る車すべてに興奮をして、吠え続け、ずっと落ち着きませんでした。

まだカミカミスイッチが生まれる前の1番はじめです。

つづいて、妻が抱き抱えて乗ってみても、ずっと落ち着かずに、すぐに腕からすり抜け、車の中を動き回りました。

何回乗ってもなかなか大人しく慣れてくれなかったので、毎回クレートに入れて移動するようにしました。
最強ハウスはすぐにクレートだけ取り出せるのでラクチンです。(「愛犬のための最強ハウス」でご紹介しています。)

クレートを後部座席の足元に置いたらピッタリハマりました。仮に急ブレーキなどがあっても倒れませんし、安定してます。

車にクレート設置

このクレートにオリの扉を付けるのですが、RUNがカミカミスイッチを手に入れてからは、これがまた怖かったんです。

扉を閉める時には、クレートの奥にオヤツを投げて、奥で食べている最中にカンタンに閉められますが、扉の鍵を開ける時には、中のRUNの目の前に手を持っていくことになります。

何も気負いなく、サッと開けられれば大丈夫なのですが、モタモタしたり、何回か失敗しているとRUNもスイッチが入って扉にアタックしてきます。

扉の向こう側なので、アタックされても噛まれることはないのですが、噛みつきにくる様子がやっぱり怖いので、だんだん扉を開けるのが怖くなっていきます。

そして、その気持ちはRUNにも伝わるので、扉を開ける時には毎回緊張感がお互い走り、負のスパイラルに陥ります。

ずっと「嫌だなー」と思いながら開け閉めしていたのですが、ある日、妻が「扉つけないでみたら?」ってひらめいてくれました。

扉を閉めないと車の中にRUNが飛び出して危ないと思い込んでいましたが、車のサイドドアがクレートの入り口をふさぐ位置にクレートをセットできれば、RUNも出られないことに気がつきました。

まずは、そのまま入れようとしても嫌がって入らないので、オヤツをいろいろ投げ入れて、入ってもらいます。

オヤツ投げ入れる
RUN入ります

そして、オヤツを食べている最中にドアを閉めます。

そして、持ち手を助手席の足元に置いて、助手席ドアも閉めます。

ドアしめる

こうすることで、リードも2つのドアで挟んで完全に固定されるので、万が一RUNがクレートからででしまうことがあっても動くことはできません。

普段使っている伸縮リードは細いので、これができますが、太いリードだともしかしたらドアが閉まりきらず、半ドアになってしまうかもしれません。
一度お持ちのリードで試してみた方がいいですね。

このやり方にたどり着いてからは、一気に緊張感から解放されて、気軽にどこでも一緒に行けるようになりました。

以前はクレートの扉の開け閉めがおっくうだったので、結局シャンプーや病院に行く時しか車に乗せなくなり、RUNもあまり車に乗りたがらなかったのですが、今では川遊びなどへもよく行くようになったので、以前よりは進んで車に乗るようになりましたし、移動中もずっと静かにしてくれるようになりました。

RUNにとってもストレスがなくなったのはとても良かったです。

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